皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は ホットウィール プレミアム より、
カーカルチャー
スリル クライマーズ
ランチア ラリー 037
をご紹介致します。
非常にカッコ良いラリーカー仕様のタンポ印刷がよく似合う、ホットウィールプレミアムのランチア・ラリー037をご紹介致します。
こちらはホットウィールプレミアム「カーカルチャー・スリルクライマーズ」にラインナップされ、2020年8月に販売されていました。同シリーズには、本日ご紹介中のランチア・ラリー037の他にアウディ・スポーツクアトロのラリー仕様や、ポルシェ934.5やフォードRS200などラリーカーの名車ばかりが集められた豪華なラインナップが特徴となっていました。
1980年当時、フィアットグループの傘下にあったランチアに対しアバルトがラリーカーの開発を担い、1982年のWRC(世界ラリー選手権)に導入されたランチア・ラリー037。
ベースとなっているのは小型ミッドシップスポーツのランチア・ベータ モンテカルロであり、既にWRCでの強さを見せつけていたランチア・ストラトスがショートホイールベース(2180mm)過ぎて余りにもクイックかつ繊細なハンドリングであった点を反省し、ホイールベース値を2440mmとロングホイールベース化した事も話題となったモデルでした。
1982年当時、既にグラベル路の走破性能は4WDが圧倒的に優位であるとアウディ・クワトロがグループBのWRCにおいてその力を見せつけていました。
対するフィアットグループの傘下にあったランチアラリーを手掛けていたアバルトは、バランスの良い軽量なミッドシップレイアウトの高出力マシンであればクワトロ4WDに対抗出来るであろうと模索。開発されたランチア・ラリー037は排気量2リッターDOHCエンジンに、ターボよりもラグや出力特性のバラつきが少なく低回転でのトルク特性を重視したスーパーチャージャーを組み合わせ搭載。
1982年に開催されたツール・ド・コルスにランチア・ラリー037は初参戦した後、翌年1983年からはWRCに本格参戦を果たし、ミッドシップ2シーターの優れたハンドリングによってターマック(舗装路)のラリーなどで圧倒的な強さを発揮。宿敵であるアウディ・クワトロ 4WDの猛追を抑え、同年のWRCにおけるメイクスタイトルを獲得していました。
ランチア・ラリー037は、四輪駆動車全盛となるWRCタイトルにおいてMR駆動(ミッドシップエンジン・リヤドライブ駆動)車としては最後のタイトル獲得車となっていました。
ホットウィールプレミアムのランチア・ラリー037ですが、緻密なタンポ印刷がかなり美しい一台となっています。トミカサイズのミニカーでありながら、これまでに当ブログでご紹介して参りました京商CVSや cm'sラリーカーコレクションに匹敵する満足度の高いミニカーに仕上げられていると思います。
(こちらは超精密!!京商CVS・フィアット131アバルトラリーの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/07/09/233358
ホットウィールプレミアムからは幾つかのランチアモデルやラリーカーが発売されています。また少しずつご紹介出来ればと思います。
【当ブログではアフィリエイト広告・PRが表示されています。】