皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は ホットウィール より、
をご紹介致します。
こちらはホットウィールから2021年のベーシックカーとしてラインナップされた内の一台になります。
1974年に初登場し圧倒的な人気を誇っていたフォルクスワーゲン・ゴルフ。その牙城を崩すべく実用的なコンパクトFFハッチバックとして1979年のフランクフルトモーターショーで初登場したのが「ランチアデルタ」でした。
1986年にWRC(世界ラリー選手権)においてグループB規定が廃止されると、市販車ベースのホモロゲーションモデルがメインとなるグループAが WRCの主戦場となっていきました。
そんなWRC・グループAに参戦すべく庶民的なFFハッチバックのランチア・デルタに2リッターの直列4気筒ターボエンジンとフルタイム4WDを搭載し市販化されたのが「ランチア・デルタHF 4WD」でした。
ランチア・デルタHFの'' HF "とは『 High Fidelity(高性能)』の略称であり、さっそく1987年のグループA規定WRCに参戦し13戦9勝という圧倒的な強さを見せつけて優勝を果たすと、翌年の1988年にはワイドブリスターフェンダーを採用した『インテグラーレ』で登場しサファリラリー優勝や10勝を成し遂げてドライバーズタイトルを獲得しました。
1992年には最高出力210psを誇る『ランチアデルタHFインテグラーレ16Vエボルツィオーネ』が市販され、同年のWRCも総合優勝を果たしたランチア・デルタはWRC六連覇という偉業を成し遂げたのでした。
ホットウィールのランチア・デルタですが金型造形もかなり美しいですが、ボディサイドのタンポ印刷も非常に細かくワークスマシンらしい仕上がりとなっています。
ダークブルーのシート形状もオシャレですね。
(WRC魂の系譜!京商フィアット131アバルトラリーの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/07/09/233358
かなり金型造形のよいHW・ランチアデルタ・インテグラーレですが、またより細かい細部塗装が施されたホットウィール・プレミアムバージョンも入手出来ればと思いました。