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(900回目の記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/10/30/203733
本日はトミカより『 MAZDA・787B 』をご紹介致します。
1980年代から1990年初頭にかけて数多くのドラマや壮絶な闘いが繰り広げられていたグループCのレースシーンにおいて、マツダスピードが主体となって開発し、1990年のル・マン24時間耐久レースに送り込んだのが「マツダ・787 」でした。
マツダ・767時代のアルミモノコックフレームをより強靭かつ軽量なカーボンモノコックに変更し、レース専用に開発されたR26Bロータリーエンジンを搭載。ストレートスピードを重視したマシンとして1990年6月に開催されたル・マン24時間耐久レースに2台の787が送り込まれたものの、深刻なマシントラブルによって2台ともリタイアとなってしまったのでした。
ロータリーエンジンとしてのレーシングカーの最高点を目指し雪辱を果たすべく、マツダは翌年1991年に787をベースに200項目以上にも及ぶ改良を施した『 MAZDA・787B 』を開発。トレッドを拡張し、当時最先端となるカーボンブレーキを装備、サスペンションの変更のみならずベンチレーションの見直しによるハンドリングの向上・ドライバー負担の軽減などが行われており、787の最高速重視のセッティングからコーナリングスピード重視の路線へと変更されたモデルでもありました。
1991年に開催された第59回ル・マン24時間耐久レースに出場したマツダ・787Bは、ゼッケンNo.55号車がライバルであるメルセデスベンツC11やジャガーXJ-12を抑え悲願の初優勝を果たしたのでした。
ル・マン24時間耐久レースを日本車が制したのは史上初の快挙であり、ロータリーエンジン搭載車としても史上初、カーボンブレーキを採用したマシンとしてのル・マン勝利も自動車史上初となる歴史に残る勝利となっていました。
トミカでは1992年から2002年頃まで発売されていたそうです。レーシングカーの中でも人気モデルという事もあり、トミカのみならずトミカリミテッドヴィンテージや京商、あるいは1/43スケールや1/18スケールでもミニカー化されており、最近ではホットウィールからも787Bがラインナップされていますよね。
(マツダ!と言えば!!MAZDA・RX-7 FDの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/10/26/172406
これまでに当ブログでもご紹介して参りましたスカイラインシルエットも個人的には大好きなワークスマシンなのですが、マツダ・787Bも大好きなモデルですので、また少しずつ集めていきたいと思いました。