皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は マイスト より、
ジャガー XJ220
をご紹介致します。
1980年代後半に、当時のジャガー技術部長であったジム・ランドル氏とジャガーのエンジニア達の夢として開発がスタートした、ジャガー製ミッドシップ・スポーツカー「XJ220」。
外観のデザインは幻のレーシングマシンであるジャガー・XJR13 のシルエットがモチーフとなり、最高時速220マイル（約352km/h）を目標に車名も『XJ220』とし、1988年のバーミンガム・モーターショーにてプロトタイプが初披露されていました。
外装ボディはオールアルミ製、フレーム周りもアルミパネルを多用したモノコック構造を採用し軽量高剛性化。排気量6.0リッターのV型12気筒エンジンを搭載し、足回りには屈強なフルタイム4WDが奢られる予定となり、1989年に実際に受注予約がスタートすると、瞬く間に1500台以上の予約注文が殺到していたそうです。
しかし生産がスタートすると排気量6.0リッターのエンジンは余りにも重く、開発の紆余曲折を経てグループCカーであったXJR-10に採用された3.5リッターV6エンジンをミッドシップ・レイアウトにて搭載する形となっていきました。
更に、1991年の東京モーターショーで市販モデルが展示された翌年1992年には世界は不況に陥っており、最終的には281台余りしか生産されなかったそうです。
（ホットウィール！ジャガー・Fタイプの記事はコチラ↓）
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/05/30/210458
マイスト製のジャガー・XJ220ですが、塗り分けの無いシンプルな造形ながら、室内のロールバーなども作り込まれたなかなか完成度の高いミニカーに仕上がっていると思います。
