皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は 京商 1/64シリーズ より、
ポルシェ ミニカー コレクション
ポルシェ 911 ターボ 1977
をご紹介致します。
1974年のパリショーで『930ターボ』として試作車が初披露されましたポルシェ911ターボですね。それまでもレースシーンにおいてポルシェはターボ車を投入し、数々の輝かしい戦績を打ち立ててきましたが、1975年に実際に市販車として930ターボのデリバリーが開始されると、瞬く間に大ヒットし、ポルシェを代表するスーパーカーの一台となったそうです。
ポルシェが901型にも採用していた911シリーズの伝統である空冷水平対向6気筒エンジンに、KKK製3LDZターボを搭載させる事で、930ターボの排気量2994ccエンジンは最高出力260ps/5500rpmのハイパワーを発生させ、最大トルクにあっては35.0kgm/4500rpmものパワーを誇るモンスターマシンが誕生したのでした。
当時のスーパーカーとしてもかなりの高性能を誇ったポルシェ911ターボですが、販売当初は4速MT車のみの商品ラインナップだったそうです。
発売当初ポルシェは『911ターボは4速でも十分な性能だ!』としていたそうですが、実際は有り余るターボのパワーにポルシェのシンクロミッションが耐えられなかったから4速にせざるを得なかった、というのがファンやオーナーの間では定説になっていたそうです。
本日ご紹介中の京商製ポルシェ911ターボは、京商製1/64シリーズ第4弾として、全国のコンビニエンスストアであるサークルKサンクスにて2005年の6月下旬に発売されていました。京商の1/64シリーズのコンビニ販売モデルとしてはかなり初期に発売されていたシリーズとなっていました。
京商1/64シリーズ第4弾としては、全10車種からカラーリング違いを含め29種類のラインナップとなっていましたが、その中でもこちらの911ターボとポルシェ911カレラRSがかなり人気が高かったように思います。
京商コンビニシリーズの初期モデルですので、少し造り込みが甘い雰囲気もある911ターボですが(それでも当時のミニカーとしての完成度は他社よりもかなりハイレベルだと思いますが)、ポルシェ930ターボの魅力的なリアタイヤフェンダーの膨らみや、迫り出したリアスポイラーなど実車同様に忠実に再現されています。
サイドシルエットもよく出来ていると思います。ひと目でポルシェ911ターボと分かるデザインを、リアスポイラーやサイドモールをブラックに塗り分ける事で実車に沿った造り込みがなされています。
(ポルシェ・993型911の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/02/11/175852
1989年にポルシェ930型ターボは生産が終了し、後継機種である964型911ターボにその使命が引き継がれました。
次世代機に引き継がれても、ミニカーとして今眺めても930型911ターボは最高にカッコ良いですよね ♪