皆様、こんばんは。
usunonooです。
ポルシェ ミニカーコレクション 4
ポルシェ 911 GT2 RS 【997】
をご紹介致します。
こちらは京商CVS・シリーズ第51弾『ポルシェ・ミニカーコレクション 4 』の内の一台として2011年12月6日に発売されました。全8車種に各3カラーの24種類にシークレットモデルを加えて販売されていました。
ミニカーのモデルになっているのは、2004年に誕生した6代目となる997型・ポルシェ911をベースに、2007年に911シリーズの歴代最速マシンとして開発された「 ポルシェ911・GT2 」、そのポルシェ史上最高のポテンシャルを誇るGT2を上回る能力を持つ後継機種としてデビューした『 ポルシェ911・GT2 RS 』ですね。
もともと2007年式のポルシェ911・GT2であっても、ベース車の911ターボのエンジンを更にリファインし530psまでパワーアップ、車体重量も各部軽量化を計り1440kgに、0〜100km/hは3.7秒、最高速度は329km/hというモンスターマシンとなっていました。
そのモンスターマシン・GT2の後継機となる「GT2 RS」は更なるハイパフォーマンスマシンへと変貌させる為に様々な改良が施されています。
フロントボンネットフードはアルミ製からカーボンファイバー製へ、リアやリアサイドウィンドウは樹脂製へと変更され、軽量サスにもアルミニウムを採用するなど、高次元での軽量化が図られた結果、車体重量は従来のGT2に比べ70kg軽い1370kgまで削ぎ落とされていました。
エンジン内部にも手が入り、15%以上のインタークーラーの効率化が図られ、ターボの過給圧の最適化が行われた為、GT2の最高出力よりも90psも上回る620psを叩き出していました。
ニュルブルクリンクでのラップタイムは7分18秒であったそうです。
世界限定500台のみが販売された911・GT2 RS ですが、京商CVSシリーズでも実車の雰囲気が忠実に再現されていますね。フロントボンネットのカーボンも再現され、極太のリアウイングやアンダーディフューザーも丁寧に仕上げられています。
室内にはよく見るとロールゲージのようなパーツが張り巡らされていますね。圧倒的なハイパワーを軽量なボディが受け止めれるよう車体剛性が大幅に見直されている事が窺い知れますね。
(993型911 RSの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/08/104803
京商CVSシリーズの面白いところはかなり多種類のレーシングマシンベース車両のミニカーを発売している点にあるように思います。また実車の1/64スケール化に対して全く妥協が無さそうなのも流石だと思いました。