皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は マジョレット より、
ラリーカー シリーズ
三菱 ランサー WRC
をご紹介致します。
つい先日、当ブログでは同じマジョレット・ラリーカーシリーズにラインナップされましたシトロエンやプジョーのWRCマシンをご紹介致しましたが、本日はこちらの三菱ランサーWRCをご紹介致します。
こちらもマジョレット・ラリーカーシリーズにラインナップされ、2008年7月頃に発売されていました。日本車からのマジョレットWRCシリーズ参戦という事もあり、発売当時こちらの三菱ランサーWRCが最も人気が高く入手が難しかったそうです。
1993年からWRCに参戦していた三菱ランサーエボリューションは、1997年以降のワールドラリーカー規定の変更に合わせ、WRC専用のマシンとして三菱ランサーWRCの開発に着手。
しかし開発を担っていた三菱ラリーアートチームは慢性的な人手不足に陥っており、万全な開発と実際に投入されたランサーWRCでの十分な戦果を挙げる事が苦しく、その後ラリー予算は段階的な削減を余儀なくされていきました。最終的には、2005年12月に三菱本体の経営建て直しによる部門再編成の為WRCへの参戦休止が発表され、三菱ランサーWRCはその役目を終える形となっていきました。
そんな危機的な状況の中でも三菱ランサーWRCは、2005年WRC第16戦ラリー・オーストラリアにおいて三菱ワークスチームを率いるH・ロバンペラが同マシンを駆り、シーズン最高位となる総合2位のフィニッシュを飾っていたそうです。
マジョレットでもなかなか力の入ったモデルとして登場しており、室内の再現こそありませんが、フロントヘッドライト周りも丁寧に塗り分けされ、ランサーWRCの特徴的な大型リアウイングも作り込まれています。
(こちらもWRC参戦マシン!!cm'sラリーカーコレクションに登場したランエボ6の記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/09/20/095734
ルーフやボンネットの塗り分けも非常にスポーティですね。