皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は マジョレット より、
アルファロメオ 75
ポリスカー
をご紹介致します。
アルファロメオの創業75周年の節目にあたる1985年にデビューし、1992年まで製造・販売が成されていた『アルファロメオ・75』。
1970年代前半から問題視されていた同ブランドの低品質問題と、高性能を重視し過ぎるあまり高コストな設計技法によって経営破綻寸前までいったアルファロメオが、1986年にフィアットに買収されるまでの直前に製造された小型乗用車でもありました。
その為、オーナー様の中にはアルファロメオ・75を『最後の純血アルファ』『オールド・アルファの生き残り』と表現される方もおられるそうです。
アルファロメオ・75は大衆車として発売されたにも関わらず、当時のフォーミュラマシンの技術を随所に盛り込んであり、トランクアクスル方式を採用した前後50:50の理想的なシャーシバランスや、インボード式のリアディスクブレーキなど、アルファロメオの技術者達の意気込みが感じられるマシンに仕上げられていました。
またメーターコンソール周辺には、車両の不調を知らせる警告灯が備わった『アルファロメオ・コントロール』がアルファロメオ・75から初めて装備が成されており、安全面を高める技術も積極的に取り入れられていました。
マジョレットとしてはなかなかに古いモデルとして登場したアルファロメオ・75ですが、ヘッドライトはクリアパーツにて成形されフロントグリルはシャーシを上手く使い別体成形で再現するなど、全体的な完成度はなかなか高い一台として仕上げられています。
(こちらはフラッグシップ・サルーン!!マジョレット製アルファロメオ・ジュリアの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/04/07/215714
実際にイタリアを走っていたパトロールカー『 POLIZIA(警察)』仕様としてのカラーリングがなかなかカッコ良く決まっています。