皆様、こんばんは。
usunonooです。
フェラーリ ミニカーコレクション
Ferrari F50
をご紹介致します。
これまでにご紹介して参りました京商CVSシリーズは主にコンビニエンスストアで販売されていたミニカーシリーズであり、2016年12月6日に第83弾の『 フェラーリ・ミニカーコレクション 12 』が販売されていました。その83弾にも及ぶ長い歴史を誇る京商CVSシリーズの記念すべき第一弾が、本日ご紹介のフェラーリ・F50もラインナップされていました『 フェラーリ・ミニカーコレクション 』でした。
京商CVS・第一弾『 フェラーリ・ミニカーコレクション 』は2004年11月30日に発売が開始されていました。全10車種に個別のカラーリングが存在し合計28種類の豪華なラインナップになっていました。
ミニカーのモデルとなった『 Ferrari・F50 』は、以前ご紹介致しましたフェラーリ・F40の後継機種であり、フェラーリが1997年で創立50周年となる事を記念して、1995年のジュネーヴ・モーターショーで初披露されていました。
偉大なるエンツォ・フェラーリ氏の息子であるピエロ・ラルディ・フェラーリ氏が『 F1のエンジンを積んだロードカーを創る 』というコンセプトを掲げ、フェラーリ・F50の開発は進められていきました。
フェラーリ・F50は技術的にもフェラーリ・F40よりも遥かに飛躍した新世代スーパーカーとして作成されており、カーボンコンポジット製のセンターモノコックフレームにF1マシンであったF92Aのノウハウを生かした自然吸気のV型12気筒・DOHCエンジンを搭載していました。
排気量は4698ccまで拡大され最高出力は520ps/8500rpmを叩き出し、最大トルクにあっては48.0kgm/6500rpmまで高められていたそうです。
以前ご紹介致しましたトミカプレミアムのF40と並べてみました。
ミニカーとして並べてみますと、トミカプレミアムのF40は1/62スケールの大きさとなっていますが、京商製のF50は1/64スケールとなっていますので若干京商の方が小さく見えますね。
またフェラーリ・F50の方は京商CVSの第一弾と同シリーズの中で最も古いとも言える金型造形であり、対するトミカプレミアムのF40は2019年10月発売のモデルですので、金型造形の良し悪しではトミカプレミアムの方がリアルな感じがしますね。15年分の月日の流れと技術の進化を感じます。
並べてみますと特にリア周りのリアウイングのデザインからF40とF50が兄弟機である事が分かります。
マフラーエンドに関してはフェラーリ・F40がリアバンパー中央部に排気口を設けたセンターアップマフラーであるのに対し、フェラーリ・F50はバンパー両側の左右出しを採用していますね。
リアウイングサイドの形状がやはり時代の進化を感じさせる気がしますね。F40の方はやや角張ったデザインとなっていますが、F50の方はより空力特性を見直した流線形のデザインとなっています。
(トミカプレミアム・F40の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/24/215355
フェラーリ・F50ですが、発売当時の新車価格は約5000万円であり総生産台数は約349台と言われています。F1に最も近いフェラーリのスペチアーレを味わえるという事もあり、現在のオークション相場は最低でも2億〜4億円程(❗️)は必要だそうです。