皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は ホットウィール プレミアム
カーカルチャー ジャパンヒストリックス3
日産 初代 シルビア (CSP311)
をご紹介致します。
こちらはリアルなタイヤホイールと塗り分けで人気な『ホットウィール・プレミアム』シリーズの中で日本車に焦点を当てた「ジャパン・ヒストリックス3 」の内の一台として、2020年の3月頃に発売されたモデルになります。
1964年(昭和39年)に開催された第11回・東京モーターショーに「ダットサン・クーペ1500 」として参考出品された後、1965年4月に日産初となる高級パーソナルクーペとして販売がスタートした初代・日産シルビア。
初代シルビアの宝石を彷彿とさせるような美しい外観のボディデザインは『クリスプカット』と呼ばれ、継ぎ目を極力廃してボディラインを際立たせる為に、当時の技術的に機械では不可能であった成形部分は職人による手作業によって仕上げが行われていたそうです。
ボディシャーシはダットサン・フェアレディ(SP310型)をベースとし、エンジンには排気量1.6リッターの直列4気筒・OHVを搭載。SUツインキャブレターを装備したエンジン出力は、最高出力90ps/6000rpm、最大トルク13.5kgm/4000rpmを発生させていました。
職人によるセミ・ハンドメイドの流麗なボディに加え、リクライニング式のバケットシートや木目ハンドル、アームレストなど当時としてはかなり高級な仕立てとなっていた初代シルビアですが、その分車体価格も当時としては破格の120万円からとなっていました。(当時のサニーの2倍程の価格にあたり、ブルーバードSSSが76万円程の時代。初代シルビアは当時の日産のフラッグシップモデルであったセドリックよりも高い金額だったそうです。)
その破格が災いしてか、デビュー後僅か3年となる1968年(昭和43年)6月には生産が終了し絶版車となっていました。(最終的な総生産台数は僅か554台だったそうです。)
(こちらもリアル!!HW・S14型シルビアの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/05/22/152204
ホットウィール・プレミアムの初代シルビアですが、実車の販売当時を思い起こさせるボディカラーに加え、実車同様にホワイトリボンを配した専用ゴムタイヤの装置など、かなりリアルかつよく出来た素晴らしいミニカーに仕上がっていると思いました。