皆様、おはようございます。
usunonooです。
本日は 京商 1/64シリーズ より、
SUBARU ALCYONE SVX
をご紹介致します。
スバル・アルシオーネSVXは、1991年9月から1997年12月まで発売されていた、当時のスバルのフラッグシップモデル的位置付けのGTドライバーズカーでした。
車体のデザインは、イタルデザインを主宰していた巨匠・ジョルジェット・ジウジアーロ氏による航空力学をも取り込んだデザインを採用していました。ジョルジェット・ジウジアーロ氏といえば、トヨタの初代アリスト等のデザインも同氏が手掛けたものでした。
アルシオーネSVXのデザインは、ジェット戦闘機のコックピットルーフのようなミッドフレームウィンドウや、一部開閉可能となっていたサイドウィンドウなど、ローワイドな車体に欧州車的なGTツーリングカー的快適性を持たせた仕様となっていました。
エンジンは3.3リッターの水平対向6気筒エンジンを採用しており、VTD-4WDと呼ばれた電子制御式前後トルク配分型AWDと組み合わせる事で、最高出力240psをダイレクトに路面に伝えるスペシャリティカーとしての走りの実力も合わせていました。
発売期間が短く、デビュー時がバブル崩壊直後の真っ只中で日本国内でも高級車の需要が減る中での発売という事もあり、総販売台数は6000台あまりだったそうです。
しかしながら、今現在でもスバリストを含めおくの車好きの方の記憶に残る一台だったのではないでしょうか。
最近は殆どのメーカー様がコスト削減やブランドイメージの定着を目的に、ヘッドライトやテールデザインをどの車種も統一するのが流行りですが、アルシオーネSVXのようなある種のオリジナル性があるGTカーも、自動車産業には必要なのではないか?と思ったりもします。
車もミニカーも個性も大事❗️と思ったりもしたり...。