皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は マイスト より、
ポルシェ 956
をご紹介致します。
こちらはかって100円ショップのダイソーなどに数多くのミニカーを販売していた「Maisto(マイスト)」からラインナップされていた一台になります。しっかりと作り込まれたボディに鮮やかなブルーのレーシングカラーがよく似合ったモデルとなっています。
世界スポーツカー選手権に参戦すべく1976年にグループ6規格に沿ったレーシングマシンとして開発されたポルシェ936。ル・マン24時間レース等で活躍した後、1982年からグループC規格にて世界選手権が開催されるのに合わせ、ポルシェが新たなニューマシンとして開発を進めていたのが「ポルシェ956 」でした。
当時のグループC規格は、①一台以上生産された二座席の耐久レースカーで参戦する事、②レース距離に応じた燃料使用量が決められている、③マシンのサイズは全長4800mm、全幅2000mm以内であればOKという以外は特に制限が無いレースレギュレーションとなっていたそうで、各自動車メーカー毎に特徴のある仕様でレーシングマシンが誕生していた事も注目の的となっていました。
グループCがスタートした1982年4月の世界選手権に次ぐ、1982年5月にシルバーストーンにて開催された第二戦に初めて導入されたポルシェ956。同レースでは、グループC規格に定められていた厳しい燃費規制によって惜しくもランチアの後塵を拝む事となってしまいますが、ポルシェ956は続くニュルブルクリンクでのシリーズ第三戦を欠場する代わりにル・マン24時間レースへとその照準を合わせていく事となりました。
1982年に開催されたル・マン24時間レースに満を持して投入されたポルシェ956。世界選手権での敗戦を経て熟成を重ねたマシンは見事同レースにおいて一位から三位を独占する偉業を成し遂げ優勝を果たしたのでした。(1923年から開始されたル・マン24時間レースの歴史において、同一チームのレーシングマシンがゼッケン番号通りに1〜3位を独占したのはポルシェ956が初めての快挙だったそうです。)
本日ご紹介中のモデルも如何にもワークスマシンらしいスポーティなカラーリングを採用し発売されていました。
(1970年ル・マン24時間レース優勝車!!ポルシェ917 の記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2023/02/25/105527
レーシングマシンらしい塗り分けが施される事で、全体的に非常にカッコ良い一台に仕上がっていると思います。
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