皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は UCC
RUF ブラックカー コレクション
をご紹介致します。
これまでにも当ブログでは同じUCCの缶コーヒーのオマケとして発売されていました「 RUFブラックカーコレクション」のポルシェをご紹介して参りましたが、本日は同シリーズで最も人気があったであろうRUF・SCR(911ベース)をご紹介致します。
こちらもUCC上島珈琲から2014年9月18日に発売されていました『 RUFブラックカーコレクション』の全五種類からなるオマケのミニカーの内の一台として登場していました。
UCCのブラック無糖プレミアムアロマ・リキャップ缶375gを二本購入で一台の精巧なRUFのミニカーが貰えるシリーズとなっていました。
創業者であるアロイ・ルーフ氏によって1939年に設立された自動車メーカー『 RUF(ルーフ) 』。
創立当初VWのチューナーとして名を馳せていましたが、後にポルシェをベースに開発したスーパーカーの販売を手掛けていきました。
RUFが一躍有名となったのは、1987年にポルシェ930をベースにした『 RUF・CTR 』(通称・イエローバード)を世に送り出した事にありました。
プロトタイプモデルが鮮やかなイエローで塗られていた事から「イエローバード」と名付けられていたRUF・CTRは、1987年当時フェラーリ・F40が持つ市販車世界最高速記録である323km/hを大幅に上回る339.8km/hを叩き出す事に成功し、一躍世界最高のスーパーカーを作り出すブランドとしてその名を轟かせる事となったのでした。
RUF・SCRは、1978年にルーフ社が当時のポルシェ911 SC をベースに開発したコンプリートカーからスタートしていました。車名である『 SCR 』とは" Sports Carrera RUF "の略称であり、初代SCRには排気量3.2リッターのフラット6エンジンを搭載。最高出力は217ps、最高速度は255km/h程であったと言われています。
RUF社は数多くのコンプリートカーを世に送り出していますが、2016年のジュネーブ・モーターショーでRUFはポルシェ964ルックのSCR4.2 を発表しています。
クラシカルなカエル目のヘッドライト・フロントマスクが与えられたポルシェ964ルックのSCR4.2 のベースには、最先端となるポルシェ993タイプ911を採用。最高出力は525ps、最大トルクは500Nmを発生させていました。
更にその翌々年となる2018年には、自社開発のカーボンファイバー製モノコックを採用したRUF・SCR 2018 を発表。
排気量4.0リッター、最高出力510ps、最大トルク470Nmを誇るエンジンを、軽量かつ強靭なカーボンファイバーモノコックと高張力鋼製のロールケージに搭載。車体重量は僅か1250kgに抑えられており、最高速度は322km/hに達すると言われています。屈強な車体をコントロールする為、サスペンションには4軸ともレーシングマシンと同様にシングルプッシュロッドサスペンションを搭載し、ブレーキ周りにはカーボンセラミックブレーキディスクが採用されています。
超高額なパーツが惜しみ無く使われた最高のスーパーカー・RUF SCR 2018は、販売金額がおよそ650000ユーロ(当時の日本円で約8125万円)となっていたそうです。
(ポルシェ991ベース・ルーフ RT35 の記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/10/22/184011
現行のポルシェもカッコ良いですが、RUFのスペシャリティなモデル群はそのルックスや内包するポテンシャルが壮絶&メチャクチャカッコ良い!ですので、また気になったミニカーはご紹介していきたいと思います。