皆様、こんにちは。
usunonooです。
ポルシェ ミニカーコレクション 3
ポルシェ 356A スピードスター
をご紹介致します。
以前当ブログでは京商製のポルシェ930型・911スピードスターをご紹介致しましたが、本日はその偉大なる始祖とも言えるこちらのポルシェ356Aスピードスターをご紹介致します。
『 ポルシェ・356A スピードスター 』は、1948年から製造されポルシェ初の量産市販車となったポルシェ356シリーズをベースに、ライトウェイトかつカジュアルなオープントップスポーツとして1955年頃から発売が開始されました。
低く構えたフロントウィンドウや、サイドガラスやラジオすら無いシンプルな内装でありながらも、そのシンプルかつ軽量な車体構成によってポルシェ本来の熱い走りも楽しめる2シータースポーツカーとしての高性能さも併せ持っていました。1950年代初頭にはアメリカに輸出されていた356シリーズの人気を不動のものにしたのが356スピードスター・シリーズであったそうです。
1955年から1959年まで製造されていたポルシェ356Aスピードスターですが、元々ポルシェ356は第二次世界大戦後にフォルクスワーゲン・ビートルをベースに開発されています。
その為か、製造販売後30年近く経過した1980年代には、当時からの356スピードスター・ファンの熱い要望もあり、VW ビートル・ベースの356スピードスターのレプリカがカスタマー達によって作られていた時期もあったそうです。
2019年頃に開催された自動車オークションなどでは1958年式のほぼフルオリジナルの356Aスピードスターが約4500万円程で落札されていた事もあったようです。356Aスピードスターの人気の高さが伺えますね。
京商CVSシリーズのポルシェの中でもかなり愛くるしいフォルムで人気の356シリーズですが、非常に丁寧な造り込みになっています。
356Aスピードスターも京商CVSシリーズ第34弾『ポルシェ・ミニカーコレクション 3 』にラインナップされ2009年2月から発売が開始されていました。ヘッドライトはクリアパーツにて成形され、バンパーモールやフロントエンブレムも塗り分けるなど細かく彩色されています。リア周りからサイドにかけても繊細な仕上がりになっており、シート形状やホイールも綺麗な造形ですね。
(930型911スピードスターの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/30/184938
ミニカー界隈にあってもその美しいフォルムからポルシェ356Aスピードスターはなかなか人気車種だと思います。ホットウィールやトミカでもラインナップがあり、京商CVSシリーズと並べて比較しても面白い一台だと思いました。