皆様、こんにちは。
usunonooです。
ポルシェ ミニカー コレクション 3
ポルシェ 911 R
をご紹介致します。
こちらは京商CVSシリーズ・第34弾『 ポルシェ・ミニカーコレクション 3 』の内の一台として2009年の2月に発売されました。同シリーズには以前ご紹介致しましたポルシェ911・スピードスターもラインナップされています。
1964年に世界に初登場したポルシェ901型・初代ポルシェ911。現在でも続くRR駆動方式の伝統の始まりとも言えるポルシェのフラッグシップモデルですよね。
その初代ポルシェ911をベースに、レース専用のホモロゲーションモデルとして1967年春に登場したのが『 Porsche・911 R 』でした。
ポルシェ・911R は先行試作車両が3台、量産車が20台の合わせて23台が製作されたと言われており、2シーター化されたレース専用のフルバケットシートを装備していました。
レースやラリーの為だけに鍛え上げられたポルシェであり、専用のエンジンシリンダーブロックを採用し、デュアルイグニッション化、キャブレターの変更等がなされており、最高出力は210ps/8000rpmを誇っていました。
(トミカプレミアム・カレラRSの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/07/22/214820
ポルシェ911R のボディ外装部品であるフロントフェンダーやリアバンパーなどにはグラスファイバーが使われ、窓ガラス部分にはアクリル版を使用する事で車体全体の軽量化が図られていました。結果、210psという高出力を有しながら車体重量は800kg程度に抑えられていたそうです。
レースデビュー同年の1967年にイタリアで開催された世界スポーツカー選手でのクラス優勝を皮切りに、1968年のトスカーナ・グランプリ3位入賞、1969年のツール・ド・フランスでの総合優勝などなど数多くの戦績を残していました。
京商CVSシリーズのポルシェ911R は1/64スケールというコンパクトサイズながら本当に良く出来たミニカーだと思います。全体的なフォルムは非常に流麗で美しい仕上がりだと思います。
ヘッドライトの可愛らしいカエル顔も丁寧に再現されていますね。ポルシェ = 丸目2灯のフロントマスクというのは唯一無二なポルシェのアイデンティティではないでしょうか。
(京商・ポルシェ911ターボの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/02/15/224845
最近また京商CVSシリーズのポルシェを何台か入手出来ましたので、また改めてご紹介していきたいと思います。