皆様、こんにちは。
usunonooです。
メルセデスベンツ ミニチュアカーコレクション
Mercedes-Benz W126 560SEL
をご紹介致します。
こちらの一台は京商CVSシリーズ第9弾『メルセデスベンツ・ミニカーコレクション』の内の一台として2006年5月に発売されました。本日ご紹介の560SELを含めた全10車種に各カラーの合計31種類のミニカーがラインナップされていました。
1979年9月のフランクフルト・モーターショーで初披露されたメルセデスベンツの二代目Sクラス『W126』シリーズ。
W126型ベンツSクラスは1991年までの12年間に渡り生産され、総生産台数は歴代トップとなる81万8000台余りが製造されていました。
その膨大な数の生産台数を押し上げた立役者でもあり、バブル経済に沸騰する日本国内にも登場して話題となったのが1985年から販売が開始されたW126型メルセデスベンツ『 560SEL 』でした。
560SELは標準ホイールベース車両の「SE」に次ぐロングホイールベースを意味する「SEL」の称号が与えられていました。バブル経済真っ只中で一世を風靡したメルセデスベンツ・560SELですが、当時の日本国内の新車販売価格ですら1300万円以上からとなっており、限られた人々のみが所有出来るショーファードリブン的な要素も併せ持っていました。
排気量は5546ccのV8エンジンを搭載し、最高出力は245ps('89年以降は285ps)を発生させていました。5mを悠々と超える大柄なボディに、室内には応接間かホテルを思わせる豪華なシートやウッドパネルを装備したメルセデスベンツのフラッグシップセダンとして君臨していました。
"最高の品質と最善の安全を贈る" = 『最善か無か』のメルセデスベンツの言葉を体現するかのように、560SELにも様々な安全装備が備えられていました。当時最先端のエアバッグ、ハイパワーからのホイールスピンを抑制するトラクションコントロールシステム、衝突時にシートベルトを巻き上げ乗員を保護するシートベルトプリテンショナーなど幾多の安全装置も取り付けされていました。
フロントヘッドライト下部には悪天候も安心なヘッドライトワイパーが装備され、リアテールレンズの形状も積雪地域での走行や泥汚れの付着後も見やすいよう凹凸が付けられた特殊形状となっていました。
京商CVSシリーズの560SELにもちゃんとヘッドライトワイパーが取り付けされていますね。実車同様にリアテールランプの凹凸形状も再現され、リアトランクには「560SEL」のロゴも塗り分けされていますね。
京商CVSシリーズから販売されていた幾つかのセダンモデルの中でも、個人的には560SELが最も渋い車種選定のような気がしました。(勿論、これまでにご紹介致しましたベントレーシリーズやセンチュリー、ソアラなんかもカッコ良い!のですが)
個人的にはノーマルの560SELもカッコ良いですが、AMGバージョンの560SECとか560SELのロリンザー/ケーニッヒエアロバージョンの1/64スケールのミニカーとか有ったら欲しいな〜とか思いますね(ホットウィールとかで安めに出して欲しい...。
(ベントレーのフラッグシップセダン!アルナージの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/07/11/223917
リサイクルショップなどでも比較的に高値で取り引きされがちな560SELですが、1/64スケールではなかなか無いミニカーだと思いました(黒は持っていないので、また見かけたらご紹介したいと思います ♪