皆様、こんばんは。
usunonooです。
ベントレー ミニカーコレクション
ベントレー アルナージ T
をご紹介致します。
1998年から2009年までイギリスの高級車メーカーであるベントレーが発売していた大型高級4ドアセダンのベントレー・アルナージ。そのアルナージをベースに2002年に発売された高性能モデル『 アルナージ・T 』のご紹介になります。
こちらのミニカーは、京商CVSシリーズ第72弾『ベントレー・ミニカーコレクション』の内の一台として2015年3月3日に発売されました。ラインナップは全15種類のベントレーにシークレットモデルを加えて販売されていました。
1998年6月から発売が開始された4ドア高級サルーン・ベントレー・アルナージ。発売当初にはBMW製4.4リッターV8ツインターボエンジンにコスワースの手が入り、最高出力は353ps/5500rpm、最大トルク58.1kgm/3200rpmを発生させるベントレーのフラッグシップ・サルーンとして登場していました。
2002年に登場した高性能モデル・アルナージ T は、エンジンは6.75リッターV8ツインターボエンジンを採用し、最高出力は450ps、最大トルクは89.25kgmという途方も無いパワーへと高められていました。
全長は5.4m越え、車重も2.5トン以上という長大なボディながらアルナージT の最高速度は270kmに到達していました。
2007年には更なる熟成が図られ、アルナージT の最高出力は507psへとパワーアップし、さらにトランスミッションを最新式の6速ATへアップデートが図られた事によって最高速度は288kmへと高められていたそうです。
ベントレー・アルナージT の車名である『アルナージ』の意味は、ル・マン24時間耐久レースに存在する難所のコーナー「アルナージュ」に由来しているそうです。
京商CVSシリーズの中ではかなり後半に作られたベントレー・ミニカーコレクションですが、非常に完成度の高い一台になっています。アルナージの特異な形状のヘッドライトパーツもクリアパーツにて作り込まれています。リア周りも非常に丁寧に彩色されています。
(ちなみに、実車の純正オプションでフロントグリルとアンダーバンパーグリルをステンレスメッシュにするだけでも43万円かかるそうです。前回実車のベントレーの修理代が高額だとご紹介致しましたが、アルナージT のパワステをディーラーでASSY交換すると158万円(⁉️)かかるらしいです。なんもかんも高い...!)
(ベントレーの修理費は高い⁈記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/18/222703
全体的なフォルムも非常に精密に出来ていると思います。京商CVSシリーズはいずれも1/64スケールであり車種やメーカーによっては非常に小さなミニカーとなってしまっているモデルも多いですが、アルナージは実車が大きくこちらの京商CVSもかなり大きめのミニカーであり迫力満点の一台となっています。
2009年に生産が終了したベントレーのフラッグシップセダン・アルナージ。2010年以後その役目は現行モデルとなるベントレー・ミュルザンヌへと引き継がれていきました。
京商CVSの同シリーズにはアルナージT に加えミュルザンヌも登場していましたね。また次回ご紹介していきたいと思います。