皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は ヨーデル リアルX 1/72スケール
日産レーシングカーコレクション
限定ステージ
日産 フェアレディZ Z432R
をご紹介致します。
こちらは以前当ブログでもご紹介致しましたKPGC10ハコスカ・スカイラインと同様に、ヨーデル製1/72スケール『日産レーシングカーコレクション・限定ステージ』の内の一台にラインナップされ、2008年の4月頃に発売されていました。
1969年に登場したS30型フェアレディZの中でもトップグレードとして誕生していた「フェアレディZ432 」。そのスパルタンなZ432を更にレースベースとしてカスタマイズを行い作成されたのが『フェアレディ・Z432R 』でした。
Z432をベースにレース用の専用チューンナップが施されており、窓ガラスの部品は軽量なアクリル製へと変更され、フロントボンネットはFRP製へと交換。ボディの鉄板部分もノーマルよりも約0.2mm薄く作成されており、車体重量だけでもノーマルのZ432 よりも100kg以上軽量化が施されています。燃料タンクにあっては耐久レース用の100リッタータンクへと換装されていたそうです(ノーマルのZ432 は燃料タンク60Lを採用しています。)
本日ご紹介中のリアルXシリーズでは、1970年7月に開催された全日本富士1000km耐久レースに参戦したゼッケンNo.30号車がモチーフになっています。同レースでは予選2位、決勝では3位にこちらのモデルが食い込んでいたそうです。
(ハコスカは不変!!KPGC10 スカイラインGT-Rの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/11/26/065839
レースに使われたマシンを合わせても、Z432R 全体の総生産台数は僅か30台〜50台余りと言われています。2020年に開催されたオークションでは、1970年式のZ432R が8500万円で落札されていたそうです。