皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は コナミ 1/64スケール
絶版名車コレクション D.C.バージョン Vol.4
トヨタ 1600GT(RT55-M)1967
をご紹介致します。
こちらはKONAMI『絶版名車コレクション・D.C.(ドラゴンキューブ)』というカプセルトイの商品ラインナップで2005年頃に発売されていたモデルになるようです。以前当ブログでもブロンズカラーのMAZDAキャロルやブルーバードをご紹介致しましたが、こちらのトヨタ・1600GTもなかなか渋いいぶし銀カラーが特徴的なモデルとなっています。
1967年8月に発売がスタートしたトヨタ1600GT。
同年5月に既に発売がスタートしていたトヨタ2000GTの兄弟機種として、また1966年3月に開催された第4回クラブマンレース富士大会で初勝利を収めたレーシング・プロトタイプ『トヨタRTX 』の市販車モデルとして開発されていました。
ボディの外観デザインはベースモデルであるコロナHT1600Sとよく似たデザインでしたが、各部ボディの補強に加え、サスペンションやブレーキ周りを強化タイプに変更。
搭載されるエンジンにはベースとなるコロナ1600の4R型をヤマハ発動機がアルミ製DOHCヘッドに換装しチューンを施した「9R」型が採用されています。エンジンの最高出力は110ps/6200rpm、最大トルクは14.0kgm/5000rpmに達し、最高速度は175km/h、0〜100km/h加速は17.5秒というスペックを誇示していました。
数多くのレースシーンにも参戦したトヨタ1600GTは、1968年1月に開催された全日本鈴鹿300kmツーリング部門での優勝や、同年開催の全日本グランプリ優勝など多くの金字塔を打ち立ていきました。
数多くの勝利をもたらした1600GTは僅か2年余りでその役目を終え、その役割は後継機種となるコロナ・マークⅡに引き継がれる形となっていきました。(1968年9月にコロナ・マークⅡが登場するまでの間、トヨタ1600GTののべ生産台数はおよそ2222台であったと言われています。)
(TOYOTA・セリカ1600GTの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/25/155602
いぶし銀カラーのD.C.バージョンですが、シンプルなカラーリングが故に、KONAMI製のミニカーの完成度の高さか光る、なかなかカッコ良いモデルとして仕上がっていると思います。