皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は アオシマ 1/64スケール
ライトウェイトスポーツコレクション Vol.2
をご紹介致します。
こちらはアオシマ製1/64スケール『ライトウェイト・スポーツコレクション Vol.2 』にラインナップされ20013年9月から発売されていました。
こちらのシリーズには、マツダ・AZ-1を筆頭にその昔「平成ABCトリオ」と呼ばれ代表的な軽自動車スポーツカーとして親しまれていたホンダ・ビート(BEAT)やスズキ・カプチーノ(Cappuccino)もラインナップされていました。
1989年の第28回・東京モーターショーで参考出品された軽自動車ベースのライトウェイト・ミッドシップスポーツカー「 AZ550 Sports 」。
市販モデルとなる『 AZ-1 』はマツダのディーラーチャンネルとなるオートザムにて1992年9月24日から販売されていました。
発売当時「世界最小のスーパーカー」と呼ばれたそのパッケージングは独特であり、FRPを多用した軽量な外装ボディに、国産車では2車種しかない(AZ-1以外にはトヨタ・セラが採用)ガルウイングドアを採用。またトヨタ・セラ同様に解放感溢れる室内空間を創り上げる為にルーフ全面にスケルトンなグラスキャノピーデザインを採用していました。
搭載されるエンジンはスズキのアルトワークスにも採用されていた排気量657ccのスズキ製直列3気筒DOHCターボエンジンを載せ、最高出力は当時の自主規制値である64psとなっており、低く構えたボディデザインとコンパクトなハンドリング、本格的なミッドシップスポーツカーとして登場していました。
一方で衝突事故試験を経た安全性などを考慮しスペアタイヤをリアに配置した結果、前後荷重は44:56の数値となった上、720kgという軽量かつコンパクト過ぎたボディデザインが影響し、上り坂でフロントの接地感が無くなったり直進安定性がやや希薄になるなどシャープな乗り心地となっていたそうです。
1992年の発売から3年間となる1995年までの期間、総販売台数は僅か約4400台余りと言われています。(軽自動車という販売区分分けにも関わらず当時破格となる149万円8000円という強気な価格設定も影響したそうです。)
(カー◯ンサー様のサイトを眺めていましたら、2022年7月時点でも中古車が20台ぐらい、10万km超えで180万円〜、5万km前後だと250万円〜となっていました。改めて見るとなかなかカッコ良い内装でシャープなスポーツカーだと思いました。