皆様、こんにちは。
usunonooです。
ポルシェ ミニカー コレクション 2
ポルシェ 934
をご紹介致します。
迫力があるオーバーフェンダーが特徴的なこちらのポルシェ934をご紹介致します。こちらは京商CVSシリーズ第13弾『ポルシェ・ミニカーコレクション 2 』の一台として2006年10月17日に発売されていました。
ミニカーのモデルとなっているのは、1976年に国際自動車連盟(FIA)がシルエットフォーミュラレースの新しいレギュレーションを設定し、ポルシェがそのグループ4の新規定に合わせた形のレース専用GTカーとして開発した『ポルシェ・934』がベースとなっています。
1976年と1977年の当時のレースシーンにおいて約400台あまりが製造されたと言われています。
搭載されるエンジンには、ポルシェ・カレラ3.0 RSRにも採用されていた排気量2993ccの水平対向6気筒にターボチャージャーを組み合わせる事で最高出力485psを達成していました。
ハイパワーに対応する為、採用されたエンジン自体はポルシェ伝統の空冷エンジンではあったものの、合わせて搭載されたインタークーラーはポルシェ初となる水冷式が採用されていました。
各部リファインを加えられながらも車体の重量増は最低限に抑えられ、車体本体は僅か1090kg程度の重量となっていたそうです。
実車の発売当時もポルシェ934に備えられたオーバーフェンダーや専用の大型ウイングの人気が高く、ポルシェ911や別の型のポルシェにあえて移植した「ポルシェ934仕様」を作られるプライベーターも多かったそうです。
京商CVSシリーズのポルシェはこれまでにも様々な車種をご紹介して参りましたが、その中でもポルシェ934はかなり人気が高いモデルのような気がします。個人的にも京商CVSのポルシェ934のオーバーフェンダーや専用のゴールドスポークホイールは非常にカッコ良いと思います。
リアウイングの造形も見事ですが、フロントバンパーの迫力やヘッドライトを丁寧にクリア成形する事で非常にリアルな一台になっていると思います。
(RUF・930スラントノーズの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/15/230344
同京商CVSシリーズのポルシェ934にはよりレーシーなスポンサーデカールを纏ったワークス仕様もあり(現在絶賛高騰中ですが)、また機会があれば入手してご紹介していきたいと思います。