皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は CM's 1/64スケール
ラリーカー コレクション
フォード シエラ RS コスワース
1987 TEXACOカラー
をご紹介致します。
非常に丁寧なレーシングカラーのタンポ印刷処理が美しい、CM's・ラリーカーコレクション『 フォード・シエラRSコスワース 』のご紹介になります。
以前ご紹介致しました同じCM'sのスバル・インプレッサも非常に良く出来た1/64サイズのミニカーでしたが、本日ご紹介の一台もかなりカッコ良く決まっています。
もともとフォードがレースシーンへの参戦、特にグループAツーリングカー選手権への出場を目指し導入したのがこのフォード・シエラRSコスワースでした。
シエラRSコスワースは、1958年創業のレーシングエンジンビルダーであるコスワース社の力を借り、フォード製2リッターエンジンブロックに専用設計のコスワース製4バルブDOHCエンジンヘッドを組み込んで誕生しました。
1987年の全日本ツーリングカー選手権に登場したシエラRSコスワース。参戦した同年1987年と翌年1988年にはドライバーズタイトルを獲得しています。
レース仕様のシエラRSコスワースは506馬力という高出力を持ち合わせており、当時グループAツーリングカー選手権に参戦していたトヨタ・スープラや日産・スカイラインGTS-Rと熱い戦いを繰り広げていきました。
しかしながら1990年に入ると日産から新型機となるスカイラインGT-R(R32)が登場した事によって、1987年と88年に圧倒的な強さを誇ったシエラRSコスワースは徐々にその役目を終える形となっていったそうです。
CM's のラリーカーコレクションのミニカーも京商などと同じ1/64スケールとなっていますが、非常に丁寧に作り上げられた一台になっています。室内にはロールゲージが張り巡らされ、運転席や助手席のシートベルトも塗り分けされています。
リアトランクにはスペアタイヤが載せられていますね。ミニカーのモデルとなった車両が1987年の1000湖ラリー参戦車をベースとしている為だと思われます。
(CM's・インプレッサの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/01/18/230324
通常版となるノーマルセダンのシエラはごく一般的なファミリーサルーンとして発売されており、ノーマルのシエラにRSコスワースのエッセンスが混じり更にレース仕様になると「羊の皮を被った狼」から「狼の皮を被った狼(より狼らしい狼?)」になる感じがたまらなくカッコ良いですね ♪