皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は エフトイズ 1/64スケール
カルソニック × インパル
レジェンドコレクション
をご紹介致します。
先程ご紹介致しましたシエラRSコスワースの対抗馬として日産が1990年のグループA・全日本選手権に投入したレーシングマシン『 R32スカイラインGT-Rカルソニックインパル 』をご紹介致します。
ミニカーのメーカーは以前当ブログでもご紹介致しましたGT-R・R35のモチュール・オーテック仕様と同様にエフトイズ製のミニカーになります。
カルソニック×インパルのスカイラインと言えば、やはりR32 GT-Rを挙げる方が多いのではないでしょうか。
1990年の全日本選手権にカルソニックインパルR32は初参戦し、予選の段階から当時最速とも言われていたフォード・シエラRSコスワースを圧倒。決勝でも圧倒的な速さを見せつけてカルソニックスカイラインR32は優勝を果たしました。
1990年・全日本選手権の第二戦以降もR32カルソニックは圧倒的な強さを誇り、それまで後塵を拝んできたシエラRSコスワース等のライバル車の存在を押し流し、翌年1991年の全日本選手権では事実上R32カルソニックのワンメイクレースとなっていたそうです。
さらに1992年にはR32 GT-RでJTCに参戦した車両が7台にもなり、R32スカイラインの強さを外国車勢にまざまざと見せつけた形となっていきました。
R32カルソニックは、参戦した1990年から1993年にグループA・日本選手権が終了する4年間の4シーズンの全29戦を全て優勝するという偉業を成し遂げたのでした。
本日ご紹介のエフトイズ製・R32カルソニックは2011年頃に発売されていたようです。以前ご紹介致しましたR35モチュールオーテックバージョンと同様にボディはオールプラスチック製となっています。
1/64スケールながら細部までデカールを多用した細かい造りになっていますが、元々は食玩のような方法で販売されており、全体的な造りは少し緩い(?)ミニカーとなっています。
フロントウィンドウに付属したワイパーがデカいですね(汗)リアバンパーのデカールとリアウイングの取り付けが少しズレています(滝汗)
しかしながら、室内にはロールゲージを配しルーフやボディサイドのデカール処理は実車に忠実に再現されていると思います。
(エフトイズ・R35の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/04/04/112447
・型式はBNR32型。
・エンジンはRB26DETT型の直列6気筒4バルブツインターボを採用。排気量は2568cc。
・最高出力は550ps/7600rpm、最大トルクは490N・m/6000rpm。
・1993年のドライバーズタイトルは星野一義氏と影山正彦氏のコンビが獲得している。
(諸元は1990年モデル)