皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は、
ヨーデル 1/72スケール リアルX
スカイライン ヒストリーズコレクション 5TH
をご紹介致します。
こちらのスカイライン400Rのミニカーは、今は無きヨーデルというメーカーから発売されていた1/72スケールで、トミカや京商よりも一回り小さなミニカー・シリーズとして2008年の6月頃に発売されていたモデルの内の一つになります。
「 ヒストリーズコレクション 5TH 」とあるように発売期間もそれなりに長く、かなりのバリエーションが存在したミニカーシリーズとなっていました。スカイラインやポルシェ、セリカ、パジェロやあるいはパトカー・シリーズなどかなりの車種や仕様が手に入るコンパクトなミニカーとして話題となっていました。
ミニカーのモデルとなっているのは、1996年1月の東京オートサロンに初登場した『 スカイラインGT-Rニスモ・400R(R33) 』ですね。数多くのスカイラインをチューニングしてきた「NISMO」の手によって開発され、スカイラインGT-R(R33)VスペックをベースにN1マシンと同等の性能を持つモンスターマシンとして発売されていました。
搭載されるエンジンはベースとなるRB26DETTの2.6リッターのボア/ストロークを拡大した排気量2771ccの『 RB-X GT2 』を採用しています。ノーマルのR33が最高出力280psであったのに対し、車名に冠した通り400Rの最高出力は400ps/6800rpmまで拡大されていました。
エンジンの最大トルクも47.8kgm/4400rpmという当時としては強大なパワーを身につけており、それらの膨大な出力特性を存分に発揮する為、冷却系統の大容量化やクラッチのツインプレート化、エンジンのプロペラシャフトはスチール製からより軽量高剛性のカーボン製へと強化されています。足回りのサスペンションもニスモのチューニングとビルシュタインを組み合わせ共同開発された専用品となっているそうです。
1/72スケールというトミカや京商の1/64スケールよりも一回りコンパクトなミニカーとなっていますが、細部のボディスリットデザインやホイール形状まで丁寧に表現されたミニカーとなっています。
ニスモ特製のフロントマスクも再現されています。1/72スケールというサイズでありながら、フロントマスクだけでなくリア周りまでも丁寧に彩色されていますね。
ミニカーメーカーの中でもかなり精密なシリーズをラインナップしている京商などと比較しても遜色は無い作り込みだと思います。室内やリアガラスの熱線まで再現しているのはミニカーメーカーとしてのヨーデルのこだわりを感じますね。
最後に以前当ブログでご紹介致しましたトミカリミテッドのスカイラインGT-R・R34 Z-tune と並べてみました。
こうして並べてみますと、トミカなどよりもずっとコンパクトなミニカーですよね。小さいながらも細部まで緻密に再現された完成度の高いミニカーである事がよく分かります。
(トミカR34 Z-tune の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/06/05/215957
ヨーデル製の1/72スケール・ミニカー 『リアルX』シリーズですが、幾つかレアリティの高いモデルも発売されており、中でもイニシャルDに登場したモデルなどは現在でも高い人気を誇っているように思います。また見かければご紹介していきたいと思います。