皆様、こんにちは。
usunonooです。
フォルクスワーゲン ミニカーコレクション
VW type 2 ( T 1 )
をご紹介致します。
その愛くるしく何処か懐かしいフォルムで現代でも高い人気を誇るワーゲンバス、 『 VW・タイプ2(T1) 』のご紹介になります。
こちらは京商CVSシリーズ第26弾『フォルクスワーゲン・ミニカーコレクション』の内の一台として2008年4月22日に発売されました。全10車種✖️各3カラーが用意され全30種類が販売されていました。
ミニカーのモデルとなっているのは、1950年から1967年まで生産されていまフォルクスワーゲン・タイプ 2 (T1)です。フォルクスワーゲンのトランスポーター、いわゆるワーゲンバスとしてT1は初代モデルにあたります。
1940年代後半のフォルクスワーゲンの製造工場内では、フォルクスワーゲン・タイプ 1 ビートルのシャーシに使い勝手の良い貨物搭載スペースを被せた工場オリジナルのキャリアカーが使用されていました。
同工場を訪れていたオランダ人の輸出仲介業者であるベン・ポン氏がそのキャリアカーの汎用性にいたく関心し、同氏が1947年4月23日に一枚のルーズリーフにラフスケッチとしてタイプ 1 のシャーシにワンボックス風バンボディを重ねた運用性の高い商用車風デザインを描いたのが VW・タイプ 2 誕生の始まりと言われています。
当時のVWの経営責任者もベン・ポン氏の新しいアイデアに共感し、乗用車としての VW・タイプ 1 をベースにしたバンボディのタイプ 2 の開発がスタートしていきました。プロトタイプモデルが1949年に製作されると翌1950年にはついに実車の販売が開始されたのでした。
(ベン・ポン氏が当時ワーゲンバスを描いたラフスケッチのルーズリーフは現在もフォルクスワーゲン本社管理の元保管されているそうです。)
ワーゲンバスとしては初代モデルにあたる VW・タイプ 2 (T1)は1950年から1967年まで製造・販売が行われており、1960年代にはアメリカで巻き起こったヒッピームーブメントによって丸目二灯とVラインの愛らしいフロントマスクや使い勝手のよいフルサイズバンボディが当時のアメリカの若者達の支持を集め、ワーゲンバスはお洒落なカスタムベースとしても一躍人気モデルとなっていったそうです。
日本国内には1953年から販売されており、国内でも人気モデルとなっていきました。現在でも国産モデルの軽ワンボックスカーのフロントマスクとリアテールを当時のレトロなワーゲンバス風の外観に作り変えるカスタマイズも人気がありますよね。
京商CVSシリーズのミニカーでも、一目でワーゲンバスと分かる特徴的な丸目の可愛らしいフロントマスクが再現されていますね。フロントウィンドウは2枚を連ねた二分割構造のデザインとなっていますね。
リア周りも一部がクリアパーツで成形されていますね。
(京商・ビートルtype Ⅰ の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/04/25/100149
フォルクスワーゲン・タイプ2はミニカー界隈でも人気があり何度も様々なメーカーからミニカー化され販売されていますね。京商CVSの1/64スケールだけでなく、トミカや他のメーカーのワーゲンバスも次回改めてご紹介していきたいと思います。