皆様、こんばんは。
usunonooです。
ポルシェ ミニカーコレクション
Porsche 904 GTS 1964
をご紹介致します。
こちらは京商CVSシリーズ第4弾『 ポルシェ ミニカーコレクション 』の内の一台として2005年6月に発売が開始されています。全10車種に幾つかのカラーバリエーションがあり全29種類の商品ラインナップとなっていました。
ミニカーのベースとなっているのは、FIAのGT2クラスに合わせてホモロゲーションを習得する為に開発された『ポルシェ・904GTS 』です。
1963年にポルシェ初となるFRPボディを採用したレーシングマシンとして開発され、翌1964年の春からさっそくレースへと実戦投入が開始されています。
同年1964年5月3日に鈴鹿サーキットにて開催されました『第二回・日本グランプリ自動車レース大会』に参戦したポルシェ・904 GTSは、生沢徹氏の駆るスカイラインGT-Bとの激闘を繰り広げ優勝を果たしました。
同年のル・マン24時間レースではクラス優勝を成し遂げ、さらに翌年1965年のモンテカルロ・ラリーにもスパイクタイヤを履いて参戦し見事総合2位に輝いています。
ポルシェ・904GTSはサーキットを走るためのホモロゲーションを習得するにあたり100台以上が製作され一部は市販されていたそうです。現在のオークション相場では落札価格が2億円を超える(❗️)のも存在しているようです。
京商CVSシリーズの中でもかなり初期のミニカーとなっていますが、ここまで精巧なポルシェ・904GTSの1/64スケールはなかなか無いのではないでしょうか。また今後何度も再販される可能性が少なそうな京商シリーズという事もあり、ポルシェの歴史を知ることが出来る貴重なミニカーだと思います。
(京商・ポルシェ911の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/02/15/224845
京商CVS・1/64シリーズにはフェラーリやポルシェといった名だたるメーカーのミニカーが数多く登場していますが、珍しい車種や歴史的な価値が高いミニカーも沢山存在しているように思います。また気になった車両をご紹介していきたいと思います。