皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は ホットウィール より、
フォルクスワーゲン タイプ 181
をご紹介致します。

こちらはホットウィールのベーシックカーアソートからラインナップされ、2009年のNEWモデルとして登場していました。

1969年から1983年まで製造されていた、VWの小型軍用車両『フォルクスワーゲン・タイプ181 』、通称 "クーリエ・ワーゲン"。
軍用のクーリエカー(小型の資材・郵送物を運ぶ車)を祖に持つ民間向けの市販車として販売されていて、1971年頃にはヨーロッパやメキシコでも発売されていました。イギリスでは「トレッカー」、アメリカでは「THE・THING(ザ・シング)」という名前で販売されていました。

軍用機をベースに持つ関係性から製作コストは安く抑えられており、エンジンやプラットフォーム、トランスミッションはVWタイプⅠ のものを使用し、フロアパンはタイプⅠ ベースに作成されたカルマンギアのものを流用していたそうです。

工具を使わずに外す事が出来る左右ドアや、前面に倒す事が出来るフロントガラスなど、第二次世界大戦で使用された軍用車キューベルワーゲンの名残りと思われる要素も残っていました。

エンジンはリアトランクに配置され、フロントボンネット下には燃料タンクやスペアタイヤが配されていたようです。

ホットウィールでは2009年登場と決して新しいモデルではないですが、それでもベーシックカーアソートにも関わらずヘッドライトやボンネットエンブレムが塗り分けされ、メッキのエンジンシャーシ&真っ黒な室内パーツにホワイトルーフと結構手間がかかった一台に仕上げられています。

(デビューは1976年!!初代ゴルフGTIの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/10/23/130725
VWタイプ181ですが、ホットウィールからは別カラーもラインナップされ、マッチボックスや京商 、あるいはグリーンライト製の1/64シリーズも発売されていたようです。また入手していきたいと思います。


