皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は ホットウィール より、
フェラーリ P4 をご紹介致します。
こちらはホットウィールのメインライン・シリーズとして2002年に発売されていました。(今からもう20年前!のホットウィールになります。)
ル・マン24時間耐久レースにおいて1958年から1963年までの6年間で5回もの優勝を果たしていた王者フェラーリ。そのフェラーリを打倒すべく当時既にアメリカの誇る一大自動車メーカーとして君臨していたフォードが1964年に送り込んだのが「フォードGT」でした。
1964年、翌年1965年と参戦を重ねたフォードは、1966年に『フォードGT40 MK Ⅱ 』を投入。同年に開催されたル・マン24時間耐久レースにおいて見事1位から3位をフォードGT40が独占する快挙を成し遂げました。(同レースではフェラーリは参戦したフェラーリP2 や330 P3 が全てリタイアするという苦渋を味わっています。)
そのル・マン24時間耐久レースでの雪辱を果たすべく、フェラーリが翌年1967年にアメリカで開催されたディトナ24時間耐久レースに投入したのが『フェラーリ・330 P4 』でした。
ディトナ24時間耐久レースにおいてマシンのギアトラブルでフォード・GT40が相次いで脱落していく中、フェラーリは1位から3位を独占しフォードの地元アメリカで見事ル・マン24時間の借りを返し雪辱を果たしたのでした。
(激戦を繰り広げたライバル!京商CVS製フォード・GT40 MK Ⅱ の記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2022/04/01/230856
フォードGTに対向する為だけに僅か3台のみが製作されたと言われているフェラーリ・330 P4。レプリカモデルを除けばほぼ見かける事は難しいと言われる貴重なレーシングマシンをホットウィールが見事に再現しているのは流石ですよね。