皆様、こんにちは。
usunonooです。
本日は レズニー マッチボックス より、
マーキュリー ポリスカー
をご紹介致します。
なかなか貴重かつレトロな雰囲気を残す、イギリスのダイキャストメーカー・レズニー社が発売していたマッチボックスからのご紹介です。
『 MATCHBOX(マッチボックス)』は1953年にイギリスのダイキャストメーカーであるレズニー社がミニカーの販売を開始した事からスタートしていました。
これまでにご紹介してきました一部のミニカーブランド同様に、1982年に親会社であるレズニー社が経営破綻をしてしまい、その後幾度かのマッチボックス・ブランドの譲渡を経て、現在ではホットウィール等を展開するアメリカの大手玩具メーカーのマテル社のブランドのひとつとなっています。
マッチボックスのブランド名の由来も、マッチ箱を模した紙製のパッケージに入って発売されていた事が起因しています。
1970年に発売をスタートさせた『トミカ』が同様にマッチ箱のような小箱に入って販売されているのも英国発のマッチボックスに色濃く影響を受けた為と言われています。
こちらのミニカーはマーキュリーワゴンをベースとしたポリスカー仕様の一台となっています。マッチボックスのマーキュリーワゴン・ポリスカーは最初期のモデルは1971年から発売がスタートしていたそうです。
マッチボックスは1970年に既にアメリカで絶大な人気を博していたホットウィールに対抗するため、従来のスリムなスタンダードタイプのタイヤホイールではなく、新たにスポーティな大径ホイールを履かせた『 Superfast(スーパーファースト)』シリーズをスタートさせていました。
一方でホットウィールや他ブランドのド派手なカラーリングばかりを採用したシリーズなどは、既存のマッチボックスのファンの批判を集める事となり経営破綻からのブランドの譲渡といった事の遠因となっていたそうです。
マッチボックスは1992年にはトミカを販売していたタカラトミーが一部のマッチボックスに加飾部品を取り付けして発売していたケースもあったようです。
(マッチボックス製シビックの記事はコチラ↓)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/05/07/221250
日本国内においてマッチボックスは現在でも一部家電量販店やトイザらスといったおもちゃ屋さん、あるいはドンキホーテなどの大型ショッピングセンターでも発売されているかと思います。
かなりリアルなミニカーもラインナップされていますので、また入手出来る機会がありましたら改めてご紹介していきたいと思います。