皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は トミカ より、
日産 初代 エルグランド
をご紹介致します。
1997年5月19日に初登場した『高級ミニバンの元祖』日産・初代エルグランド。
日産モーター店では「キャラバン・エルグランド」として、日産プリンス店では「ホーミー・エルグランド」とそれぞれ分けて発売されていましたが、相違点はエンブレムのみであり1999年のマイナーチェンジ時には車名は『エルグランド』に統一された経緯がありました。
後席用スライドドアを左側のみに装備した4ドアミニバンではありましたが、ファーストクラス並みの広大な車室空間や威風堂々とした大柄なボディなど、従来の自家用車には無かった新しい快適移動空間としてのコンセプトが大ヒットし、発売後1か月間で1万台以上、2代目が登場する2002年までの5年間の間には23万5492台の一大セールスを記録していました。
1997年の翌年1998年には専用のメッキパーツやフロントグリル、スポーティなフルエアロを纏った「ハイウェイスター」がデビューしており、更に翌年の1999年10月にはオーテックジャパンによるカスタマイズが施された「ライダー」がラインナップされていました。
トミカでは1999年の5月に初登場していました。スケールは1/64サイズと元々大柄なエルグランドとしては必要十分なサイズで発売されており、テールランプやフロントマスクなどしっかりと塗り分けされたトミカとなっていました。
左側スライドドアもちゃんと開閉式になっています。昨今のトミカは大半がタイヤホイールのサスペンションのみのギミックしか備わっていませんが、実車同様のスライド機構が再現されているのは嬉しいですよね。
(3代目エルグランドの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/08/19/215518
2002年にはライバルメーカーであるトヨタからはアルファードが導入され、日産エルグランドも2002年に2代目が、2010年には3代目が登場しています。
昔もっと日産自動車に勢いがあった時代には、高級ミニバン=エルグランドというブランドイメージが強かったように思います。最近は日産自動車も復権?に向けてオーラやアリア、新型フェアレディZの登場などトヨタへの攻勢を強めていますが、エルグランドもそろそろアルファードの牙城を崩す次の一手として新型の誕生を期待したいですね。