皆様、おはようございます。
usunonooです。
本日は 青島文化教材社 1/64スケール
グラチャンコレクション 第一弾
GX71 マークⅡ 1984年式
をご紹介致します。
とにかく見た目がカッコ良いグラチャン仕様のマークⅡをご紹介致します。
こちらは青島文化教材社から1/64ダイキャストミニカー『 グラチャンコレクション 』の第一弾の内の一台として2007年7月から発売されていました。
ミニカーのモデルとなっているのは、1984年8月から登場した5代目TOYOTAマークⅡですね。ちょうど1980年代はいわゆるハイソカー・ブームが沸き起こっており、4代目トヨタ・マークⅡやチェイサー、クレスタ、日産ローレルなど様々な4ドアハードトップセダンが街中に溢れていた時代だったようです。
4ドアセダンをレースベース車両のように車高を落としつつ、リアウイングなどを取り付けるなどそれぞれ独自のカスタマイズを施した「グラチャン」仕様。
『グラチャン』の語源は、もともとは1970年代から1980年代にかけて富士スピードウェイで開催されていた「富士グランドチャンピオンレース」に由来しているそうです。1970年代の富士グランドチャンピオンレースには日産スカイラインGT-Rやマツダ・サバンナRX-3といったマシンが数多く参戦しており、広く『グラチャン』レースとして親しまれていました。
そんなグラチャンレースを観戦すべく、あるいはそんなレーシングマシンに憧れを抱いた若者の多くが自分の愛車をカスタマイズしてレース開催時に富士スピードウェイに集まっていったのが『グラチャン族』の始まりであったと言われています。
1970年〜1980年代は暴走族も社会問題化しており、グラチャンの際に集まった一部のグラチャン族や街道レーサーによる暴走行為や集会が社会問題化していった経緯もあったようです。
アオシマ・グラチャンコレクション・シリーズも非常に面白いミニカーシリーズだと思います。当時のちょっとヤンチャな(?)仕様のミニカーが数多く登場していますが、全シリーズ一貫して『グラチャン』にこだわり続けているのは流石だと思います。ミニカーメーカーによっては年度や時勢によって生産されるミニカーのクオリティが下がる傾向もありますが、アオシマのグラチャンコレクションは良い意味で全然ブレてない気がします。
チンスポイラーやイタッパネ、深リムホイールにシャコタン、当時の流行りであったMR2ダクトも再現されています。ヘッドライトやテールレンズにはクリアパーツが使われていますので、よりリアルなミニカーとして仕上がっていますね。
(第1弾シークレット・セリカXXの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/01/30/121802
2021年7月にはアオシマ・グラチャンコレクションのシリーズ第13弾が発売されています。通常版ですと一個814円からという金額も良心価格な気がしました ♪
(最近、1/64スケールのミニカーでも平気で4000円とか7000円(汗)とかありますから、アオシマ・グラチャンコレクションはそういった意味でも非常に良いミニカーだと思いました。)