皆様、こんばんは。
usunonooです。
ホンダ ミニカーコレクション
HONDA CR-X
をご紹介致します。
こちらのミニカーは、京商CVS・1/64シリーズ第47弾『 ホンダ・ミニカーコレクション 』の内の一台として2011年3月1日に発売が開始されました。ラインナップは全10車種✖️3カラーの30種類にシークレットモデルを加え、ブラインド BOX形式にて販売されていました。
〈 ホンダ CR-X 〉
・3代目シビックの姉妹車バラードをベースにしたスポーティな3ドア・ハッチバッククーペ。
スタイリッシュなボディ・デザインだけでなく、気筒あたり3バルブのエンジンや、クイックなハンドリングによる軽快な走りが人気を集めた。セミリトラクタブル・ライトは初期型のみの特徴。
(付属カードより)
『 FFライトウェイトスポーツ 』という新ジャンルへの一石として、1983年7月に登場した初代バラードスポーツ・CR-X。
全長2200mmという軽自動車並みにコンパクトなホイールベースに、ファストバックスタイルの3ドアクーペとしてデビューしていました。当時のキャッチコピーも『 デュエットクルーザー 』を標榜し、最大乗車定員は4名ながら主に2名乗車のスポーツモデル的な位置付けの一台になっていました。
搭載されるエンジンも1.3リッターのキャブ仕様(最高出力80ps)と1.5リッターのPGM FI(最高出力110ps)の2種類が当初用意され、1984年11月には最高出力135psの1.6リッターDOHCエンジンを採用した「 バラードスポーツ CR-X Si 」が新たに追加ラインナップされていました。
135psを誇ったバラードスポーツCR-X Si は、1.5リッターモデルよりも25psもアップした出力もあり、最高速度は197km/hを達成し、0→400m加速タイムは15.20秒でした。このゼロヨンの加速タイムは、当時の国産車ではフェアレディZ 300ZX に次ぐ2位のタイムだったそうです。
バラードスポーツCR-Xは、国産ハイスペックスポーツカーを追い回すライトウェイトスポーツとしての地位を確固たるものにしていました。
京商CVSシリーズの魅力はリアルな造形にあるかと思いますが、こちらのCR-Xもヘッドライトやテールランプはクリアパーツを使い、車体サイドのストライプやリアテールのCR-Xロゴなど塗り分けも丁寧に再現されています。
現在ではトミカリミテッドヴィンテージからCR-Xの1/64スケールのミニカーが発売されていますが、本日ご紹介の京商CVSもTLVに負けない仕上がりになっています。
(TLV・シビックEK9の記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2021/02/14/165659
ホイールの造形や運転席周りの表現も非常に丁寧に作り込まれていますね。
京商CVSシリーズの中には人気車種の他にも流通量やミニカー化が少ない車種も数多く存在しています。販売終了後廃盤となり久しいモデルも多くあり、出会いは一期一会のようなところもありますが、また気になる車両はご紹介したいと思います。