皆様、おはようございます。
usunonooです。
今朝は、
トミカ オフロードダンプ
をご紹介致します。
働く建設機械シリーズのトミカは、クレーン車や以前ご紹介致しました範多機械のアスファルトフィニッシャなど様々なモデルが存在していますが、こちらのオフロードダンプのトミカも大きなボディサイズとずっしりとした重さの金型で人気が高いと思います。
(トミカ・範多機械アスファルトフィニッシャの記事はコチラ)
https://usunonoo-minicar.hateblo.jp/entry/2020/11/07/203445
トミカ・オフロードダンプの歴史は古く、初登場は1980年まで遡り、当時の販売呼称は『テレックス 33-07 ダンプ』となっていました。テレックスは元々はGM(ゼネラル・モーターズ社)の建設機械製造部門の商標名であったそうです。
1931年にアメリカで創立された『ユークリッド・ロード・マシーナリー社』が、1934年に世界で初めて重ダンプ・トラックの開発に成功しました。
1953年にユークリッド・ロード・マシーナリー社はGMに買収され、1968年にはGMが自社の建設機械製造部門に「大地の王」を意味する『テレックス』を冠したのでした。
1968年以降、テレックスの母体であったユークリッド・ロード・マシーナリーも、GMからホワイト・モーター社に買収され、その後もダイムラーベンツやボルボ等幾つものメーカーを得て、1996年以降は日本の日立建機に買収されていたそうです。
GMの商標であったテレックス自体も、1986年以降にテレックス社として独立し、現在では建設機械メーカーの世界シェア全体の2%以上を誇っています。(2018年時点ではCAT(キャタピラー)が25%、コマツが11%、日立建機が4%の世界シェアを誇っているそうです。)
テレックスという呼称自体(あるいはオフロードダンプの生みの親であるユークリッド・ロード・マシーナリー社自体)が紆余曲折を経た感があり、トミカの方も、商品名が途中で「テレックス 33-07 ダンプ」から『トミカ・オフロードダンプ』に切り替わっています。
トミカ・オフロードダンプの良いところは、ずっしりとした大きなボディながら、荷台部分はキチンと昇降可能になっているところにあるかと思います。荷台部分も広いですので、少しの砂利ぐらいなら積み込めそうですね。
トミカ・オフロードダンプは歴史あるトミカとしても、大きなボディと確かな作りの良さでとても良いトミカだと思いました。