皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は 京商 1/64シリーズ より、
アルファロメオ ミニカー コレクション 2
155 V6 TI DTM94
をご紹介致します。
こちらは京商製1/64シリーズから2008年に発売されていました、『 アルファロメオ・ミニカーコレクション Ⅱ 』の中の一台になります。10車種✖️3種類のカラーリング・ラインナップで、中身が見えないブラインドボックス形式で発売されていました。
シンプルな真っ赤なボディのミニカーですが、やっぱりアルファロメオ・155 V6 TIはカッコ良い一台だと思います!
ベースとなった車両は、1993年にアルファロメオがドイツツーリングカー選手権(DTM)に導入した、V型6気筒・自然吸気2.5リッターエンジンを搭載し導入したレーシングカー『 155 V6 TI DTM 』がモデルとなっています。
アルファロメオは1992年に155 GTAという2.0リッター・ターボチャージャー搭載モデルでDTMに参戦していましたが、1993年にDTMの新規定として生まれた2.5リッターエンジン採用モデルに対応させる為、155 GTAで培った能力はそのままに、新たにV型6気筒エンジンの155 V6 TIを誕生させたのでした。
ベースモデルである155 GTAも、同じフィアットグループであったランチアデルタ・インテグラーレに採用されていた4WDシステムを導入していました。
改良番とも言える155 V6 TI はエンジンの排気量は2498ccで、車体重量は1040kgに抑えられ、更にランチアのWRCで培われた屈強な同4WDシステムを採用した事で、最高出力は420psに到達(‼️)し、パワーウェイトレシオは2.5kg/psという脅威的な数値に達していたそうです。
京商製のミニカーの中でも、フロントマスクはなかなかのドシャコタン仕様ですが(流石はDTM仕様!)、リア周りも迫り出したリアウイングやアンダーデュフーザー、トランクに塗り分けされた美しいタンポ印刷の『 155 V6 TI 』ロゴなど、見どころが多いミニカーに仕上がっております。
運転席も実車同様の左ハンドル仕様ですが、レーシングカーらしく室内にロールゲージが張り巡らされているのが分かりますね。この1/64サイズの小さなミニカーにおいても実車表現への手を抜かないあたりはさすが京商❗️といった緻密さになっています。
今回はアルファロメオ・155 V6 TIをご紹介致しましたが、やっぱりDTM仕様のレーシングカーはカッコ良いですよね ♪