皆様、こんばんは。
usunonooです。
本日は 京商 1/64シリーズ より、
フェラーリ 166MM
をご紹介致します。
こちらのミニカーは、ダイドーデミタスコーヒーのキャンペーン商品でした。サイズは他の京商製ミニカーと同じく、1/64サイズでのラインナップとなっていました。
スタイリングが非常に愛くるしいフォルムをしていますが、フェラーリ・166MMは1948年のミッレミリアで優勝を果たした記念モデルとして「166MM」という名前が与えられたレーシングカーでした。1995ccの水冷V型12気筒エンジンが採用されており、1気筒辺りの排気量が166ccだった事もネーミングの由来となっているそうです。
車体重量は約800kg程しかなく、その見た目のフォルムの美しさも当時高い評価を得ていたそうです。ミッレミリアでの勝利だけでなく、1949年にはル・マン24時間耐久レースでは総合優勝を果たしていました。オープンタイプのモデルも存在し、人々にはイタリア語で小舟を意味する「バルケッタ」の名称でも親しまれていました。
166MMは総台数でおよそ33台から34台あまりが製作され、その内の25台程がオープンタイプのバルケッタ型だったそうです。フェラーリが世界で初めて市販車として発売したモデルでもあり、フェラーリの歴史を知る上においても自動車史に輝かしく残る一台となっています。
京商製のミニカーの中でも166MMはかなり小さな一台ですが、ちゃんとリアトランク後方にスペアタイヤが収納されているのがなんだか可愛らしい感じになっています。
見た目が愛くるしい雰囲気がありつつも、現在では非常に高額な歴史的遺産の意味合いもあり、1950年製のフェラーリ・166MMがアメリカ・アイランドで行われたオークションでは予想落札価格が12億円(‼️)となっていた事もあったようです。
(某み◯カラ様のサイトを眺めていましたら、日本国内でも関西の方で保有している方がいらっしゃるみたいです.....凄すぎです(笑)