皆様、こんばんは。
usunonooです。
今夜は モーターマックス より、
フォルクスワーゲン ナルド W12
コンセプトカー
をご紹介致します。
こちらのミニカーのモデルとなった車両は、1998年から2001年までの間、幾つかのモーターショーで披露された幻のショーカー(コンセプトカー)がモデルとなっています。
「幻の」となっているのは、この3年間の間のショーカーシーンに幾度となく登場したものの、結局はナルドW12は市販される事は無かったからでした。
車名の由来であるナルド(NARDO)は、イタリアにあるサーキット・テストコースの名前であり、W12のコードについては、当時 「 D1 」と呼ばれていたW型12気筒エンジンから命名されていました。
フォルクスワーゲンが、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカー・メーカーに真っ向勝負を挑むために作成したスーパーカーでした。
排気量は5998cc、最高出力はおおよそ600PSに到達していたようです。実際に残っている記録によると、ナルド・サーキットでの24時間の平均時速は322.9km/hで走行し、当時6つにも及ぶ世界新記録を樹立したそうです。
コンセプトカーでありながら、圧倒的なポテンシャルを発揮し限りなく実現に近づいた幻のスーパーカーのひとつとなっていました。
こちらのミニカーは、コンセプトカーを再現したミニカーでありながら、ルーフのクリアパーツも再現され、中身のエンジンフードや、精巧に作られた運転席周りもしっかりと表現されています。
リアトランクにはフォルクスワーゲンのエンブレムが輝き、ショーカーと同じように4本出しマフラーも塗り分けされています。
モーターマックス社製のミニカーは、今回ご紹介致しましたナルドW12のようなトミカ・サイズのミニカーも製作されていますが、細部まで造り込まれていたり、車種の選定がマニアック(?)な点が面白いミニカー・メーカーだと思いました。